サボテンの花に感動

しばし暑さを忘れる「一幅の清涼剤」のようだった。

6月27日AM10時すぎ、実家の中庭にあるサボテンの花が咲いた。

これまでめったに見ることがなかったので、開花に巡り合えたのは幸運だった。

 

鮮やかな黄色の花で、大きさは約5センチ。花弁はロウ細工のような光沢がある。

このサボテンは20~30年前に鉢植えから地面に下ろした。

驚くのは、その後ほったらかし状態にもかかわらず、庭の片隅でひっそりと命をつなぎ、しかも増殖していることだ。鋭いとげがある体からは想像もできない花の「美しさ」に感動した。

 

そばにはこの庭で半世紀を生き抜き、今も増殖を続ける「イワヒバ」(花言葉は「長寿」)がある。


植物の生命力の不思議さにがぜん興味がわいてきた。

 

 

 

 

 

 

2022年の初春に思う

2022(令和4)年の幕開けは、天気に恵まれた穏やかな三が日だった。

元旦、父母の仏前で夫婦ともに元気に新年を迎えたことを報告。父母の加護に感謝した。

2日、二人の孫たちにお年玉を渡す。「ありがとう」と受け取る、そんな当たり前のことに幸せを感じる。これも生きていればこそ。

3日、妻とお寺と地元の神社に参拝。お寺の納骨堂にはわが家の分もあるが、父母の遺骨は近くの墓にある。いつここに移すかが、悩みの種だ。

今年は76歳になる。りっぱな「老人」だ。高齢者二人の単調な日常でも、喜びや生きがいを見出し、創る努力をして過ごしたい。